［植毛］圧倒的、安静ッ！植毛手術後の過ごし方について

ククク・・・絶対とは言わないが、激しい運動はＮＧだし、洗髪には特に気を付ける必要があるのでな。

前回の記事を読んでいない方は、こちらの記事も読んでほしい。

まぁ、まずは、手術翌日の流れから説明しよう。

手術翌日は、包帯を外して洗髪してもらう＆カバーシートという後頭部のドナー採取部を隠すための部分ウィッグを取り付けるために再度通院する必要がある。

まぁ、手術の方法によっては、カバーシートはいらないのだが、一般的なFUE法による手術では必要だ。

例えば、親和クリニックでは、後頭部から移植用のドナーを採取する際に、バリカンで刈り上げないMIRAI法であるNC-MIRAI法という術式がある。

ナチュラルカバーリング・ミライ法の略で、カバーシートが不要で、術後の髪型の変化がなく、誰にも知られずに自毛植毛術を受けることができるのが特徴だ。

詳しくは、リンク先を参照してほしいが、自分の場合は、手術費を抑えるため、通常のMIRAI法を選択した。

そうだ。

包帯を外して、血が固まった頭部を綺麗にしてもらう必要があるのだ。

クリニックには、提携している美容院があって、そこのスタッフさんが綺麗に洗ってくれるのだ。

もちろん、細心の注意を払ってな！

朝の１０時からだ。

リクライニングチェアに座ってゆったりしているだけで、全部やってくれるから楽だ。

ただまぁ、仕方がないことだが、ニット帽と包帯を外して湯シャンする際にちょこっとしみたがな。

この時に初めて鏡に映った血だらけの自分の頭を目の当たりにしたよ・・・

洗髪が終わって、髪を乾かし終えると院長の手術後の頭皮チェックがある。

異常が見られないことを確認したら、カバーシートの取り付けだ。

後頭部の髪の毛に編み込む感じで取り付ける。

自分の写真では、ないのだが、こんな感じだ。

起きてるときは、特にない。

ただ、仰向けで横になっている時に、後ろ髪を引かれている感じがしたな。

まぁ、気にするほどのことではないよ。

後頭部のドナー採取部が目立たなくなるまで取り付ける。

個人差があるものの、だいたい1.5～２ヶ月くらいだ。

洗髪の際に、ちょいと気を付けることがある。

いいタイミングだから、植毛手術直後の時期の洗髪について説明しよう。

手術当日は、入浴禁止。

手術翌日は、クリニックで、洗髪をしてくれるので、自分で髪の毛を洗うのは、手術の翌々日からだ。

極力頭に振動や衝撃を加えないようにすることだ。

普段よりも頭上に注意して生活をする。

当然、夜寝る時は、枕を高くして仰向けに寝ることだ。うつ伏せは、厳禁だぞ。

そうそう、手術からの３～４日間は、クリニックから鎮痛剤を処方されるので、有効活用するべきだ。

自分は、入浴前には必ず飲んでいた。

手術の傷口を湯シャンする際に、しみるのでな。

その痛みを軽減するために鎮痛剤を有効活用するといいだろう。

洗い方は、単純だが、洗髪の際は気が抜けない。

まずは、移植部（ドナーの採取部ではない）と既存毛の洗い方について説明しよう。

最初に、お湯を風呂桶に溜める。

シャンプーを手の平で泡立てる。

そしたら、泡を頭に乗せる。その際に、擦り付けてはいけない。

あくまで、シャンプーの泡を頭に乗せるのだ。

さきほど、風呂桶に溜めたお湯を手ですくって優しく頭にかけるのだ。

優しくお湯で洗い流す。面倒だが、これを繰り返すことで、洗髪する。

間違っても普段のようにシャワーで頭部を洗い流してはいけないッ！

シャンプーの泡を手に纏った状態で、カバーシートの下から手を入れる。

そして、ドナー部に泡を付けて、風呂桶に溜めたお湯で洗い流す。

ドナー部は、もう毛根がないので、痛くなければゴシゴシやっていい。

こればっかりは、辛抱することだな。

この時期に、乱暴な洗髪をして移植毛が定着しにくくなったら、元も子もないのでな。

頭のかゆみに関しては、術後一週間が経過したタイミングの洗髪で、カサブタを落とすためにゴシゴシするので、そこで解消するのだ。

これがまた気持ちいいぞッ！

ククク、そうだ。

なんにせよ、手術後一週間が経過する頃には、頭の手術痕が黒いカサブタになるのでな。

完全にカサブタになった頃を見計らって、思いっきりゴシゴシするのだ。

言うまでもないが、カサブタを取るときの洗髪は、これまでの我慢を払拭するくらい念入りに洗うのだ。

まずは、手術から丸2日が経過した頃、つまり３日目の夜の洗髪直後の写真だ。

思い切り洗えないから、油分が除去しきれないので、仕方がない。

そうそう、先ほど、言い忘れたが、洗髪後に髪の毛を乾かす際は、タオルで移植部をゴシゴシ拭いてはならない。

タオルは、頭の上に乗っけて、水分を吸収させる＆後頭部のドナー採取部を拭くために使う。

移植部は、ドライヤーを最弱に設定して温風でやんわりと乾燥させるのだ。

上の写真では、頭皮の赤身具合が分からないので、アップで撮った写真もお見せしよう。

そうだ。

だいたい5日目の夜には、カサブタになり始める。

これも写真があるので、載せておこう。

そうだ。

絶対に取ってはいけない。

かゆみを感じるのは、分かるが、我慢するのだ。

いいか、絶対押すなよ？じゃなかった、絶対取るなよッ！

こんな感じだ。

そうだ。

自分は、念のため、手術から丸一週間以上が経過した８日目の深夜に洗ったがな。

しっかり、洗って乾かすとこんな感じになる。

ククク、そうだ。

手術後一週間が経過し、普段通りの洗髪が可能になったタイミングで、ようやく洗髪の煩わしさから解放される。

この時期になると、表面だけでなく内部の細胞もくっ付いているため、一安心という訳だ。

まぁ、禁則事項はあるので、手術から２週間が経過するまでは、我慢することがあるのだが。

次は、それらの禁則事項について説明しよう。

自分は、８月の最終週という残暑が残る時期に植毛手術を受けたので、お酒の誘惑があった。

お酒を飲むと血流が良くなってしまい、傷跡がカサブタになるのが遅れるため、できるだけ控えるようにクリニックからも言われるはずだ。

特に、初めの数日間は控えるべきだ。

手術から７日目の夜だ。

この日は、金曜＆インターンシップに来ていた学生の送別会もあり、飲まない訳にはいかなかったのでな！

まぁ、いつもよりかは控えめにしたが。

自分は、工場で、機械設計の仕事をしている関係上、どうしてもヘルメットを被って現場に出る場合があった。

そういうときは、ヘルメットを直接被るのではなく、ガーゼをクッション代わりに挟むといい。

プライベートで、帽子を被るときも真似した方がいいだろう。

だいたい一週間くらいは、ケアした方がいいだろう。

カサブタを取って、ゴシゴシ洗ったらそんなに気にしなくていい。

これもだいたい手術から一週間くらいしたらＯＫだ。

詳しい時期は、クリニックに確認した方がいいだろう。

ククク、以前この記事でも説明したが、激しい運動は、手術から二週間が経過するまでＮＧだ。

激しい運動には、性行為も含む。

・・・激しく求め合った結果、移植毛が抜けたり、定着が悪くなっても知らんぞ。

まぁ、我慢することだ。

自分なんて、手術から一週間が経過して、ゴシゴシ洗った日は３１歳の誕生日だったわけだが、穏便に過ごしたからな。

とにかく、体を動かすだけでなく、頭に触れられる可能性があること、頭部に衝撃や振動を加えるような運動は、手術後二週間が経過するまでＮＧだッ！

ククク、概ねこんなところだろう。

敢えて言うなら、カバーシートの取り外しくらいしか、残件はない。

これは、クリニックと調整して適切な時期に通院し、ドナー採取部を見てもらうといい。

早ければ手術から１．５ヶ月くらいで取り外せるはずだ。

（FUTによる手術の場合は、カバーシートの取り外しはない。）

クリニックからも手術後に控えてほしい行為について説明があると思うので、よく確認をしておくといいだろう。

おそらく、この記事で紹介した内容と大差ないと思うが。

以上で、植毛手術から２週間を迎えるまでに気を付けた方がいいことについての説明を終えるッ！