AGA治療や増毛・頭の粉飾を経て、植毛をした過去の振り返りと将来について

ククク、いい所に気が付いたな。

植毛手術を受けてから、約１年が経過したことを記念して、これまでの振り返りとこれからの将来について話そうと思うのだ。

ところで、これを覚えているだろうか？

ククク、よく覚えていたな。

このブログの開設当初、プロフィール記事を書き終えた段階では、まだ植毛の成果を判断するには時期尚早だった。

ゆえに、個人投薬治療セットであるトネガワスペシャルやAGAクリニック、増毛、ウィッグに関する記事でも書こうかと思っていたわけだが、徐々に植毛の効果を実感するうちに、やはり自分がもっとも他人におすすめできる方法についての記事を書きたいという思いが強くなっていった。

そうしているうちに、このブログは、植毛ブログの様相を増していきSNSのフォロワーさんからも質問が来るようになったのだ。

だが、ちょうど植毛手術から１年が経った今、これらのメソッドを総括する記事を書いて、薄毛との向き合い方に対する一つの指針を示すことが出来れば、過去の自分と同じ悩みを抱えているor抱えることになる人への救済になると思うのでなッ！

前置きは、ここまでにして中身に入ろう。

失恋をきっかけにAGA治療を開始し、ちょろっと個人投薬治療をしていた時期はあるものの、最初の本格的な治療は、AGAクリニックに通院しての投薬治療だ。

そうだ。

有名なAGAクリニックで、評判もいいので、このブログに来るような方はご存知である場合が多いだろう。

それらを振り返りつつ、どんな層の人にクリニックでの投薬治療がオススメできるかを語ろうと思う。

自分が銀クリで行った治療を箇条書きにしてみた。

そもそもメソセラピーとは、注射器などの道具を用いて、治療に有効な成分を皮下に注入する治療のことだ。

ハーグ治療法という呼び方もある。

AGA治療におけるメソセラピーでは、注射器等を用いて、頭皮に直接「AGA治療に有効な成分」を注入する。

育毛・発毛を目的に行われ、育毛メソセラピーとも呼ばれる。

育毛メソセラピーで頭皮に注入される成分は、クリニックにより成分が異なるが、ミノキシジル等の髪の毛の細胞分裂を活性化させる成分が中心であることが多い。

注射器というと麻酔を打つための注射のイメージもあって、痛そうだが、ニードルメソセラピー用の注射器は、刺すというよりも先端を押し当てる感じがする程度なので、痛くない。

イメージ画像を載せておこう。

これは、投薬治療全般、いや自毛植毛以外の治療法に対して言えることだが、毛根の寿命がまだ残っていれば効果はある。だが、もう尽きているのなら、いくら発毛効果のある成分を投与しても無駄だ。

当時の自分が銀クリでメソセラピーを受けたのは、2016年1月～2016年6月くらいまでの時期だから、AGA治療を始めてから、1年半以上経過してからだ。

頭髪の経過など、詳しい効果は、リンク先を見てほしい。

そうだ、安くない。

半年間のコース（全6回）で10万円以上した。

金額の詳細は、こちらだ。

そうだ。

これで、効果が出なかったために、大いに失望し、後の迷走に至るわけだが・・・

一応、フォローをすると、毛根が生きていれば、投薬治療の限界濃度以上の濃さのミノキシジルを直接頭皮に注入するのだから、効果はある。

理論的にはなッ！

ククク、なかなか辛辣な例えだが、的を射た表現だ。

ここいらで、自分は、クリニックでの投薬治療を辞める決心をしたわけだが、大多数のAGA患者にとって、クリニックでの投薬治療は、最初の一歩であり、普通は、そこで救済される。

だから、最近、薄毛が気になり始めたという方には、AGAクリニックで診てもらうことはオススメだ。

あくまで最近気になり始めたという段階ならな。

紀尾井町クリニックという老舗クリニックに行ったのだが、このとき初めて植毛の相場について知ってな。

一度の手術で、100万単位のお金がかかるのかと度肝を抜かされたわけだ。

銀クリでの投薬治療が月2万を少し超えるくらいだったからな。

それに、後頭部の皮膚をメスで切り取って、ドナーの株分けをするとか、頭に麻酔を打って手術をするとか、移植しても、半年以上経過しないと効果を実感できないという説明を聞いて、ハードルが高いと感じたのでな。

まぁ、結局、迷走した挙句、２年後に植毛のお世話になり、現在に至る訳だが。

ククク、当時何気なくWebサーフィンをしていた時に、アデランスの広告を見かけてな。

確か、船越英一郎さんがイメージキャラクターをしていた記憶がある。

それで、増毛体験の宣伝をしていたのだが、それを見てこれだ！と思ったのだ。

ククク、そうだ。

今だからこそ、自虐ネタにできるが、「生えぬなら、生えてるように見せようホトトギス」という気分だな。

クリニックでの投薬治療に２年間で60万円以上のお金をつぎ込んだにも関わらず、満足のいく効果を得られなかった俺は、完全になりふり構わない状態になっていた。

それに、29歳を目前に控えた時期だったから、このまま20代を終えることに極めて大きな抵抗があったのだ。

ククク、なかなかグサッとくることを言うではないか。

増毛の魔力というか効果、特に即効性は凄まじいものがある。

この画像を見てほしい。

ククク、効果は、確かにあった。

自分の場合は、体験時に写真を撮って、シミュレーションアプリで髪の毛を増やしていって自分の満足するフェーズを探ったのだが、上の写真で言うと、BEFOREの状態から3000UP、つまり3000本の人工毛を結着増毛すれば、ほぼ満足という感想だった。

ちなみに、後に植毛をする際に、2000株＝5000本に移植株数を決定したのもこのシミュレーションを受けた経験からだ。

もっとも、当時の俺は、この写真の人よりもハゲていたがな。

こんな状態で、さっきのシミュレーションをやったらどうなると思う？

ククク、そうイチコロだッ！

体験で終わるはずがなく、その日の内に契約してしまったよ。

バイタルEX（通称VEX）という結着増毛の契約をな。

今だと、当時よりもラインナップも強化されているようだな。

HPのリンクを貼っておこう。

メリットは、即効性、それに尽きるッ！

人工毛といっても、一人一人の髪質によく似たオーダーメイドの人工毛を受注生産して取り付けるため、外見上違和感がない。

うっかりVEXの抜け毛を他人に見られてしまった場合や寝ている時に髪の毛を至近距離で根元から観察されたらバレるかもしれないが笑

また、一度に大量に結着増毛するのではなく、２週間おきに1000本ずつといった具合で段階的に増毛をすれば、職場にもばれない。

自分の場合は、オーダーしてから最初の結着増毛まで２週間待ったが、以降は２週間ごとに1000本ずつ増毛していったので、アデランスに初めて行ってから２ヶ月後には、合計で3000本取り付けた計算になる。

無論、結着増毛した毛は、一定割合が洗髪時に抜けるので、純粋に増え続けていくものではない。

だいたい１／３くらいは一か月で抜けてしまう。

確かに、定期的なメンテナンスは必要だ。

自分の場合は、最寄り駅のアデランスに約２週間に1度のペースで通っていた。

そうそう、思い出したのだが、増毛をしていると外部の美容室で髪を切ってもらう訳にはいかないので、アデランスでカットしてもらっていたのだが、このコストが安かったな。

確か、美容師によるカット（シャンプー込み）で2000円＋税だ。

ただなぁ、これはいわば高額なVEXを安く思わせるためのオプションのようなもので、トータルのコストとしては、AGAクリニックに1年間通うよりも高かった。

VEXの契約本数によって料金体系が変わってくる（多ければ多いほど、単価が安くなる）ので、一概には言えないが、年間30万円くらいだ。

ここで、銀クリで投薬治療を濃度MAXで一年間通院し、カット代5000円の美容室に2ヶ月に一回のペースで通った場合のモデルケースと比較してみよう。

この場合、2×12＋0.5×6＝27万円だ。

つまり、VEXによる増毛の方が、わずかに高いというわけだな。

費用対効果を考えた時、どちらを選択するかい？

ククク、そういうことだ！

実際、そのような心理が働き、俺はアデランスのVEXを利用することにしたのだ。

アデランス以外にもスベンソンやアートネーチャーといったヘアサロンの大手も増毛商品には力を入れている。

自分は、これら２社にも体験に行っているが、アデランス、スベンソン、アートネイチャーのどれを選ぶかは人それぞれだと思う。

単純に家から一番近くて通いやすいところを選んだがな。

ククク、いいだろう。

ククク、そうだ。

自分は、髪の悩みから解放されたかったがゆえに、最後は植毛にまで手を出した。

だが、ハゲたままでいることは、どうしても嫌だけど、植毛はしたくないという方には、増毛は間違いなくオススメの方法だ。

そして、いよいよ語る時が来たか、頭の粉飾についてッ！

当時の俺は、仮そめの毛でもフサフサに見えればモテるようになると心底思い込んでいた。

そうすれば、お互いに共通の知人がいないマッチングアプリによる出会いにおいて、プロフィール写真や初対面の印象で弾かれるリスクが減り、理想の相手と交際できる可能性が劇的に上がると考えていたからだ。

そうだ。

合コンといった知人・友人からの紹介からの出会いとマッチングアプリによる出会いの最大の違いがそこだと思うからだ。

俺は、ウィッグを被り、頭を粉飾していた訳だが、どうやらTwitterをウォッチしていると年収や職業、学歴、身長といったパラメータを粉飾している男が少なくないようだな。

ひどいケースになると年齢を誤魔化していたり、既婚者であることを隠してアプリを利用しているようだ。

果たして見た目を偽ることと、素性や経歴を偽ることのどちらが悪いのかという議論は置いておいて、とにかくこの頃の俺は、フサフサに見えれば、女性から見た印象が劇的に変わり、すぐにモテるようになると思っていたのだ。

貧すれば鈍するとはよく言ったもので、失敗ばかりで、成功体験を積み重ねることができないと徐々に自信を失っていく。

特に、俺の場合は、身長は高くもなく低くもないが、それ以外のパラメータには恵まれていると思っていたので、なおさらハゲていることが悪いと思っていたのだ。

増毛で見た目の印象が改善されたことで、アプリの女性の反応が良くなってきているのを体感している時に、ヘアサロンからウィッグを勧められたら、心が揺らいでしまうのは自明の理だろ？

過去エピソードにも載っているが、店長の巧みなセールストークにつられて、ウィッグをスペアを含めて３つ契約してしまったよ。

３つも契約したのは、１つのウィッグを毎日使う場合は、平均３年程度の耐用年数だが、複数個のウィッグを交代して使えばその分、長持ちするからだ。

しかも、自分の場合は、土日といった休日にしか使わない予定だから、なおさら長持ちするので、長期的な運用コストは、増毛よりも安いという説明に納得してしまったからだ。

ククク、そうだ。

確かにアデランスを初め、大手カツラメーカーのウィッグは、昔と比べて精巧に出来ている。

生え際の毛密度が濃すぎて多少不自然なことくらいだが、それこそ、一般人が見破ることは困難だ。

ククク、そこなんだがな。

確かに、ペアーズでの月のいいね数は100をゆうに越えていた。

ここまで増えると、当然全員と会っている時間もお金もあるわけがないので、好感度が高い子や自分に対するメッセージの食いつきがいい子に絞ってアポを取るのだが、活動していく中で、様々な壁にぶち当たった。

ペアーズのリンクも貼っておこう。

詳しく書くと、とんでもなく長くなるから、需要があれば「若ハゲの恋愛術」みたいな記事にしようと思う。

一言でいうなら、初デートで関係性が切れてしまい、２回目以降につながらないという状態が３ヶ月近く続いたのだ。

それが困ったことに、当時の俺としては、原因が分からないまま活動を続けていく内に、ラッキーパンチを拾った。

そう、ラッキーパンチだ。

容姿は、可愛い方なのに、異様に自己肯定感の低い子と出会ったのだ。

そう、メンヘラだ。

エピソード５に出てくる詩織という子が外見からは判断できないくらい自己肯定感が低い子だった。

一言で言うと、仕事の愚痴が多く、今の仕事を辞めて違うことをしたいとばかり言っていた。

実は、エピソード５には書いていないが、この頃の俺が２回以上デートした相手は、総じて構ってちゃんというかメンヘラ気質の女ばかりだったな。

若ハゲがウィッグを被って、恋活＆婚活をしていた時を振り返るとだな・・・

自分もメンヘラというより、自己肯定感が低かったのだ。

頭を粉飾していることへの後ろめたい気持ちがあった。

そして、何より・・・

いつか俺が頭を粉飾していることをカミングアウトしなければならない時がやってくることへの恐怖だ。

実体験に基づいて言おう、ウィッグを被って見た目を偽っていても、相手が気づかなければバレはしない。

もちろん、SEXだってできる。

ただし、常に内心は穏やかではない。

行為中に興奮してくると頭を触ってくるというか頭の上に手を置いてくる子とか、普通にいるわけで、バレやしないか冷や汗ものだった。

つまり、ウィッグを契約した時の俺は、女性からの第一印象でアウトにされない、中身も見てもらえるようになるために、購入を決意した。

だが、自分が本当に求めていたものは、もっと先にあった。

そして、それは増毛やウィッグといった仮そめの毛では、手に入らないものだったのだ。

それについては、順を追って話そう。

この時の俺は、ウィッグを被りつつ恋活＆婚活をしていたのだが、裏ではトネガワスペシャルでクリニックでは処方できないほど高濃度なミノキシジルを個人投薬治療で服用していた。

途中から、真・トネガワスペシャルになり、フォリックス16やレーザーバンド82も加わったわけだが、やはり本心としては増毛やウィッグに頼らずとも、髪の毛にコンプレックスを感じず、自己肯定感の高い生活を送りたいという気持ちが依然としてあった。

マッチングアプリガチャの大当たりである「まどか」との関係が初アポで切れてしまったり、非モテだと思っていたヤツが人生最初の彼女と付き合って１年で結婚を決めたという報告があったり、妹の結婚が決まり、正月やGWに実家にフサフサの彼氏を連れてきたりと、俺の焦りはますます増大していった。

そんな中、ある人と初めて飲んだ時に言われた言葉が印象に残っている。

それは、・・・

これは、今振り返ると、ものすごく正確に当時の俺を形容した表現だと思う。

ビックリするくらい消極的で、後ろ向きな発言ばかりをしていたからな。

そう、増毛や頭の粉飾で満たせなかったものは、恋愛経験や性欲といったものではない、自己肯定感だったのだッ！

これが致命的に欠けていたから、恋愛＆婚活市場で価値の高い女、つまり男から見て人気のある女性にとって、俺はスペックはともかく恋愛対象外という判定をされたのだと思う。

ククク、いい質問だ。

まず、なぜメンヘラ女はそれなりにモテるのかから説明しよう。

そもそも人間が動物に近かった頃、つまり原始時代から男が狩猟採集し、女を養ってきた。

男が女を守るのが当然という本能と女なら男を頼るのが当然という性質だ。

これを利用した甘え方がメンヘラ女の立ち回り方であり、都合よく性欲を満たしたいだけの男は、そういう女の性質を見抜いて都合よく利用する。

それで、女側も構ってもらえて嬉しいので、Win Winの関係という訳だ。

ククク、男版メンヘラか絶妙に皮肉の効いた表現だな。

一言で言うと、頼りがいを感じないのだ。

いわゆる甲斐性なしッ！

加えて、ひたすら後ろ向きな発言ばかりなので、面倒くさいのだ。

例えば、どうせ俺なんてハゲてるからモテないよと愚痴を言うが、本心ではそんなことないよと言ってほしかったりするのだ。

すると女性からは、狩猟採集能力の劣った、女を喜ばせることができない残念な男というレッテルを貼られる。

ククク、そうだ。

女の勘というか、本能的な嗅覚は男性よりも女性の方が上だ。

見た目だけでなく、言動や雰囲気からもこの男は、有りか無しかを判断しているのだ。

前置きが長くなったが、いかに自己肯定感が重要であるかが分かっただろう？

ククク、それが、自毛植毛だ。

ウィッグを被っているときはともかく、洗髪するときや風呂上りといったタイミングで鏡に映ったハゲた自分の姿をみると、自尊心を傷つけられる。

これ以外にもハゲが自己肯定感を失う場面は、たくさんあるが、自分の姿が嫌いという感情は、自己肯定感を大きく損なうものであると思う。

そんなときに、思い出したのが、自毛植毛、つまり植毛手術を受けることだ。

幸い後頭部は、十分すぎるほど太くて力強い毛が生えていたのだからなッ！

ククク、そうだな。

クリニックや個人輸入代行による投薬治療から増毛、頭の粉飾まであらゆる方法を試したうえで、自分の毛を本来あるべき部位に取り戻したかったのだ。

そして何より、昔から噂になっていた毛髪再生医療の実現＆現実的な価格帯までのコストダウンには10年以上の月日が必要であることから、自分には待っている時間がないと判断した。

頭に手術をすることへの不安や金銭的にも気軽にチャレンジできるものではないが、最後の希望として植毛を選択したのだッ！

植毛後の経過やその感想については、この記事に全て載っているからここでは、割愛しよう。

ククク、そうだな。

自分は、植毛時に離れ小島現象になるリスクを出来るだけ抑えて植毛をした。

ゆえに、現状維持が出来ればＯＫだ。

だから、現状維持用にミノタブ濃度を５mgに抑えて、真・トネガワスペシャルを継続利用している。

現在、特に困ってもいないし、これからもそうだろう。

仮に、既存毛のAGAが予想よりも早く進行して多少ハゲたとしても、早期に予兆を発見し、２回目の植毛をすれば、どうにでもなることがこれまでの経験から分かった。

それに、いつかは一般人でも毛髪再生医療を受けられる時代が来るさッ！

だから、希望を失うことがないゆえに、自己肯定感を損なうこともないのだッ！

ククク、そうだな・・・この言葉を送ろう。

自分が失ってきたものを数えても後ろ向きなマインドになるだけ、残されたものを活用し、前を向いて歩くべしッ！